実は私は痩せでしたが、腹が出ていました。
原因は、脂肪と腹筋の緩みです。
そうですね、中高年になると腹回りに脂肪がつきますよね。
目立ってなくてもついてますよ。
痩せで腹が出ている人は、腹を引っ込めることを目標にしてはいけません。
まず、筋肉をつけましょう。
食事を変えずに、筋トレだけすると、ますます痩せて、血管が浮き出て、スジばってきます。
筋肉をつけるためには、今まで以上に食べることが必要です。
食べることが苦痛ですよね、痩せている人は。
筋トレより、食事の方がしんどいでしょう。
でも、筋トレだけでは筋肉はつきません。
痩せてる人には、食事の量を増やすことが最大の難点。
筋肉をつけるためには、自分の体重1kgあたり3gのタンパクが必要とされています。
体重56kgだった私は、56x3=168gのタンパク質ということになりますが、
肉に含まれるタンパク質は100gあたり20gです。
一日に800gも肉を食べるのは不可能です。
食事で足りない分は、とにかくプロテインを飲みましょう。
プロテインもそんなにたくさん飲めるものではありません。
痩せているひとは、体重を増やせるかどうかが重要なポイントになります。
太っていて筋肉のない人。
食事管理と筋トレですね。
痩せて筋肉のない人より、簡単に筋肉が増えます。
太ることができるのは、それだけたべることができるということ。
ただ、食事の内容を見直す必要があります。
カロリーは十分足りていますが、栄養素に片寄りがあるのです。
たいていの人は、炭水化物と脂肪が多く、タンパク質が少ない。
筋肉が少なくて体重80kgならば、どう考えましょうか。
仮に1kgあたり2gにしましょうか。
80x2=160gのタンパク質を摂ります。
何度も書きますが、ステーキ160gでは、ありませんよ。
牛肉に含まれるタンパク質は、100gあたりたったの20gです。
脂肪の少ない肉、牛肉なら赤身、鶏ならささみ、豚肉ならもも。
これを一日にどれぐらい食べられるか、三食で500g食べるとしたら、タンパク質は100gになります。
あと60gのタンパク質はプロテインを飲みましょう。
そして脂肪と炭水化物は減らしましょう。
太っている人には、脂肪と炭水化物を減らすことが最大の難点。
脂肪の少ない肉類を500g食べれば、たとえ満足感はなくても、満腹感はあると思います。
とりあえずは、こんな感じからスタートすればいいでしょう。
筋トレにハマれば、カロリー計算も、タンパク質の量も自分で調べてコントロールしたくなります。
やはり、筋トレにハマることが重要ですね。
そして、そのためにはアドレナリンを出すこと。
しかし、無茶なトレーニングでアドレナリンを出してしまうと、ケガするまでやめられなくなってしまうので、注意が必要です。