2018年4月29日日曜日

20180428 中高年の筋トレ 1

ジムのトレーナーさんが、筋トレを始める人は多いが年単位で続く人は少ないと言ってました。

私がジムに通い始めたのは56歳、筋トレを始めたのは57歳で、今60歳ですから筋トレ4年目になります。

確かにその間、ジムに入会する方は多いのですが、ほとんどの方は2~3か月ぐらいしか続かないように感じました。

筋トレが続かない理由はいろいろあると思います。

仕事や付き合いで時間がない。
寝不足や疲れでトレーニングする気がしない。

でも筋トレが続く理由は、だいたい同じですね。

「筋トレが楽しくて、やめられない。」

この「やめられない」は、ちょっとおおげさかもしれませんが、

とにかく筋トレ時に、アドレナリンが出ることによる快感(爽快感・達成感・満足感などなど)を知ると、筋トレにハマります。

ランナーズハイとおなじです。

私が筋トレを始めた57歳の写真と、去年59歳の写真があります。
同じシャツを着ているので腕の太さの違いがよくわかります。



もちろん、最初からアドレナリンの出るような筋トレはできません。
筋肉も関節も筋トレに耐えられないんです。

でも、案外多いんですよ、最初から思いっきりトレーニングする人。

特に定年前後に、ジムに入会する方で、若いころ体を鍛えていたとわかるようなガタイのいい人は、汗だらだらかいて筋トレしてしまうんですね。

そういう方は、フリーウェイトのベンチやラックを、休憩なしで1時間以上独占するので迷惑なのですが、1~2か月我慢すれば居なくなりますね。

おそらくケガ(筋肉や関節を傷めること)してジムをやめるんだと思います。
そういうトレーニング方法は、とても危険です。

ジムのスタッフも気付いていると思うのですが、さわらぬ神・・・でしょう。

私は56歳のころは、ジムのサイクルマシンで有酸素運動をしていました。
30分ぐらいペダルを踏むとランナーズハイになる。

だからジム通いは続けることができたんだと思います。

ジムには筋トレのマシンがたくさんあります。
せっかくジムに通うならマシンも使わないともったいない。

スタッフにマシンの使い方を教えてもらい、軽いウェイトで筋トレしてみたのですが、関節が痛い。

180cm56kgの痩せで、デスクワークを35年続けた体ですから、とにかく肘やひざが痛い。

トレーナーに相談すると、マシンでは押したり引いたりせず、キープからスタートしましょうというアドバイスをしてくれました。

チェストプレスは、腕を前に伸ばしてその位置でキープ。
レッグエクステンションは、足を伸ばしてキープ。

そんな運動でも関節はしっかりしてくるのです。
キープを数か月続けたら、肘・ひざの痛みもなくなり、軽いウェイトでのマシン筋トレができるようになりました。  (続く)