2013年2月10日日曜日

20130210 絢爛たる悪運 岸信介伝 工藤美代子

今日は朝から「絢爛たる悪運 岸信介伝」を読んでいます。
東大法学部では我妻栄と首席を争っていたそうです。

 1960年 日米安保条約改定をめぐるいわゆる60年安保闘争時代の首相です。
 「岸は自宅で5才になる孫(安倍晋三)を膝に乗せ、屋敷の外で渦巻くデモ隊を眺めていた。」
なんとなくダイゴのことも思い浮かびます。

 岸信介、佐藤栄作、安倍晋三の家系ですね。
 吉田茂、松岡洋右といった名前もあります。

いろいろなエピソードが紹介されている本です。

・三島由紀夫は、正田美智子さんとお見合いしようとして失敗した。
 真偽はわかりませんが、もし・・・ 、と考えてしまいます。

・情けあるなら今宵来い 明日の朝なら誰も来る。
  これは、竹下登が田中角栄に反旗を翻して、田中派内に創世会を結成するとき、安倍晋太郎が竹下登に送った都々逸だそうです。

 筆者の経歴もなかなか興味深いです。