「 城山三郎 どうせ、あちらへは手ぶらで行く 」を読む。
氏の71歳から79歳までのメモをまとめたもの。
72歳の時、奥様を亡くされた氏の悲嘆と寂寥感。
私にも同じような感情がある。
病院に行けば、妻に会える。
でも、面会した日の夜がつらい。
毎日面会に行っていたのは、1月10日までの20日間。
風邪でダウンして、自分の体調管理も大事だと気付き、一日おきに行くようにしている。
しかし、今は行くのがつらい。
行くのはいいんだけど、その夜がつらい。
しかし、行かずにおれない。
寂しいんじゃないか、怖いんじゃないか、僕のこと待ってるんじゃないか・・・
焦るような気持ちで電車にのり病院に行く。
前回と変わらない君。
いや、前回よりも痩せている。頬がこけてきた。
そして無表情な君。
あぁ、何故だろう、どうして君がこんなことに・・・
どうしても気持ちがそういうふうに動いてしまう。
OLYMPUS PLAZAで修理の終わったE-5を貰ってきた。
最近はミラーレス一眼が主流ですね。
早速手元の湯飲みを撮影。E-5 35mm F3.5 MACRO
備前焼 七十七代 金重利右衛門
とても貴重品みたいですが、ヤフオクで800円で落札した夫婦湯飲み。
こういうのは、使っているうちに愛着がでてきて手放せなくなるんです。F3.5だとボケはこれぐらいです。
ピントはすこし後ろにきていますね。
もう一枚撮影します。
やっぱり後ろだ。
切り出してみると
手前の淵にピントあわせているのに。
ピント調整できたはず・・・
ありましたAF微調整、レンズごとに設定できる。
何度か撮影して、-7で決定。
綺麗にピントあいましたね。よしよし。