2018年2月2日金曜日

久しぶりの実家

妻の発症・入院・面会と張りつめてきましたが、昨日から実家に来ています。
といっても、母は一昨年の11月に亡くなり、誰もいない実家です。

去年の11月は妻がこちらに来ていました。
妻は、その一か月で徐々に発症していったのでした。

妻の異常に気付いたのは、母の一周忌について妻の考えがまとまらなくなったからでした。
このままでは一周忌ができないというのです。
なぜできないのかと聞くと、要領を得ないことを小さな声でポツリポツリと言う。

その時は、君が少し疲れているのかなと思った。
僕の母の一周忌について考えることは、君にとって負担になっているようだから、僕に任せてもらうことにした。

12月6日三井寺で一周忌の法要をお願いすることにして、君も納得したように思っていたんだけど・・・

おそらくそのころ君には、幻聴が起こっていたのだろう。
ダメだ・ダメだ・ダメ・ダメ・・・いろんな声から責められていたんだろう。

11月27日に君だけ大阪に帰った。翌日君から電話があった「すぐ来て!」
それからは、この本と同じようなことが起こりました。

統合失調症 愛と憎しみの向こう側
[岩崎春人]の統合失調症 愛と憎しみの向こう側

読んでいるとつらい。けど読まずにいられない。

夕食は鰻丼。君の大好きな鰻丼。
退院したら一緒に食べようね。